劇照一家北京珍道中番外編3 | 蛾衣の京劇衣箱

劇照一家北京珍道中番外編3

夢のような劇照が終わった我々は宋小川先生との晩餐会を楽しみにしていた。勿論メインは宋小川先生で普段は聞けない貴重なお話を聞ける滅多に無いチャンスだから見学で我慢していた仲間の期待も膨らむ。

しかし、こぎつけるまでは大変だった。


通訳をお願いしていた北京在住の友人が急用で不在になり参加者の北京語レベルでは厳しいものがあったのだ。勿論、私は全然喋れないので仲間のレベルでも凄いと思ってるが流暢な北京語で会話出来ないと

先生も我々もストレスが溜まるのは必然だ。しかし、京劇の神様は我々を見捨てなかった。


同行した猫耳さまが前日に北京在住の知り合いに急遽通訳をお願いしたところお忙しい中、駆けつけてくれたのだ。お陰で一同は心から会話を楽しむことが出来たし宋小川先生のお人柄も良く伝わり和気藹々の晩餐会となった。末永さまには本当に感謝します。


さて、面白かったのはお店(台湾料理店)のウェイトレスのお姉さんだった。例えるならワハハ本舗の柴田さん風(ローカルな顔立ち)で扉を開けて(個室ゆえ)料理を運んで来て来た時宋先生の顔を見た途端ビックリして硬直したのだ。(笑)我々は知らなかったのだが宋先生は頻繁にTVにも登場している有名人だったのだ(汗)彼女の話ではお母さんが宋先生のファンで良くTVを見ていたので本人が目の前にいるのに驚いたのだ。


それからと言うもの彼女は頻繁に我々の部屋に現れ人懐っこい笑顔満面でお茶を注いだりするので我々もほのぼのとした気持ちになったのは言うまでもない。末永さんの話ではあの場にTVロケが入っても可笑しくないほどの貴重な時間だったらしい(驚き)そんな有名人の車に乗せてもらったりと思い出が沢山出来た旅でした。

黄皇3 白蛇3 穆桂英3