北京小判鮫日記その3 | 蛾衣の京劇衣箱

北京小判鮫日記その3

劇照も無事終了し荷物(衣装)を置きに一端ホテルに戻った。今日の晩餐はとても楽しみだった人に逢える。

北京に行ったことも無い時にネットで情報収集していて興味あるHPを発見。あの天安門事件の最中、北京で京劇を学んでいて物凄い体験談や老師とのやりとりなど私には全て驚きと興奮だった。その管理人である「男澤荘子」氏と逢えるのである。


で、彼女の運転する真っ赤な車で一向はお店に向かった。男のオイラでも北京の道を運転する気にはなれんのに彼女の度胸には脱帽だす。(笑)何がって?兎に角、北京の車ときたら車間距離なんてものは無い!車線なんてものは無い!信号はあるが右折は赤でもOK!とこれが全ての車両に当てはまるのだ。

タクシーに乗っていたも怖いのに運転なんかする気にゃなれません!!


で、お客で一杯の鍋屋さんに到着、ローレライ、偽ママ、男澤さん、オイラの四人で火鍋を囲んでワイワイ話す。そこでのお気に入りは豆汁。最初はええー??と思ったさ。豆汁って言うから青臭いんだろな・・・・・・と思いながら一口飲んでみる。ほえ?これが意外といけるのよ。それに何杯飲んでも無料ってのが良い(笑)


いやー、しかし男澤さんは初対面にも関わらず旧友のように接してくれて嬉しい限り。何せ女性3人に親爺1人でしょ?毎度、思うのは女性は偉大だってこと。男にゃ真似が出来ないパワフルな人生を送ってる方が多いね。これって劇迷だけの現象かねえ??そして思うのは皆さん度量があるってこと。こんなオッサンが入っても何のワダカマリも無く受け入れてくれる。本当にありがたいっす。


マジで楽しい夜でした。でも、寒かったなあ。火鍋を囲んでるんだけど足元がスースーするんだもん。秘密兵器を履いていたんだけど寒い。やっぱり歳かねえ・・・

帰りも男澤さんの車で送ってもらって小判鮫は充実した1日を終えましたとさ。めでたしめでたし。

虞姫1-9 虞姫1-5