肩がね、肩が | 蛾衣の京劇衣箱

肩がね、肩が

まずは画像を見て戴きたい。どちらも同じ日、同じ場所、同じメイク、同じ扮装で写した劇照写真。

比較

何か雰囲気が違う・・・・・・・???

そう、肩が・・・左の画像は見事に男の肩を写しているのです。(泣)

北京に7度行き10数回(1度に2箇所とか)劇照を行いましたけどその都度指摘されるのが「もっと肩の力を抜いてストンと落とす!」でした。(汗)

48年も男をやってます(笑)んで染み付いた姿勢や骨格までは簡単には変えられない。


好きで女形の真似をしてますから泣き言は無しなんですが肩の力を抜くと同時に姿勢も悪くなり腕の力も指の力も抜けてしまう悪循環。当然表情も固くなる。本当に難しいです。

女性独特のなで肩に少しでも近づけたらと思うのですがDNAに刻まれた農耕民族体型は誤魔化しようも無く左のような不細工な写真が出来上がることが多い。(涙)


まあ、稀に右のような奇跡の一枚が撮れるからそれを求めて北京に行くんだけど何と効率の悪いこと(苦笑)ある意味、宝くじ並みの確立かも知れんなあ・・・・。

あ、経費なら宝くじなんて問題にならん位に使ってる(爆)しかも自己満足の為だけに(馬鹿)。